カンダーリヤ・マハーデーバ寺(読み)カンダーリヤ・マハーデーバじ(その他表記)Kandārya Mahādēva Temple

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

カンダーリヤ・マハーデーバ寺
カンダーリヤ・マハーデーバじ
Kandārya Mahādēva Temple

インドのカジュラーホにあるヒンドゥー教寺院。 11世紀初頭の建造。全体が石造で,基壇の上に玄関,前殿,拝殿本殿順序に並ぶ。各部の屋根は次第に高まり,本殿の上に高さ 50mに及ぶシカラ (高塔) がそびえ,その側面には装飾で埋めつくされた多数の小シカラを伴う。建物の外壁は出隅,入隅の垂直線とこれに直交する水平の繰形とによって複雑に分節され,その上に総数 800体以上の神像,神獣像,天女像,男女合歓のミトゥナ像などの彫像が配置されており,明るい生命力に満ちあふれている。様式的にはナガラ型建築の代表例。

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関連語 ナガラ型建築

世界大百科事典(旧版)内のカンダーリヤ・マハーデーバ寺の言及

【カジュラーホ】より

…中部インド,ジャーンシーの東南東約175kmにあるチャンデッラ朝の古都で,三つのジャイナ教寺院を含む約20の石積みのヒンドゥー教寺院が現存する。9世紀末期にさかのぼる寺院もあるが,黄白色の砂岩製の大部分の寺院は10世紀後半から12世紀前半までにチャンデッラ朝の王族によって建立された。いずれも高い基壇上に建ち,最も完備した寺院では平面は双十字形で,本殿の屋根は多数の小尖塔を積み重ねた高塔(シカラ)となっていて,ブバネーシュワルの諸寺とともにインド北型建築の典型である。…

※「カンダーリヤ・マハーデーバ寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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