ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンピストロン」の意味・わかりやすい解説
カンピストロン
Campistron, Jean Galbert de
[没]1723.5.11. ツールーズ
フランスの劇作家。 17歳のときパリに出てラシーヌと知合い,そのすすめによって劇作家を志した。大成功を収めた処女作『ビルジニー』 Virginie (1683) に続いてもっぱら悲劇を書いたが,のちにはリュリその他の作曲家のためにオペラの脚本を3つ書き,さらに2つの喜劇を世に送った。おもな作品は悲劇『アンドロニック』 Andronic (85) ,『アルシビアド』 Alcibiade (86) ,『チリダート』 Tiridate (91) など。
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