最新 地学事典 「カープバールクラトン」の解説
カープバールクラトン
Kaapvaal craton
南アフリカの土台をつくる,古~中太古代の地殻からなる楯状地。北はジンバブエクラトンとリンポポ帯で接し,東は5億年前の東アフリカ造山運動に関連するモザンビーク帯と接する。南部は古生代~ジュラ紀の陸上堆積物・洪水玄武岩からなるカルー堆積盆で覆われる。西部~南部海岸線では,南極と衝突した6億~5億年前の変動帯や堆積層がみられる。基盤は,35億~30億年前のグリーンストーン・花崗岩帯(バーバートン帯が有名)と,37億~36億年前や33億~30億年前のトーナル岩・花崗岩からなる。30億年以降の堆積物として,Pongola超層群(29億年前),Witwatersrand超層群(29億~27億年前),Transvaal超層群(25億~24億年前)がある。
執筆者:清川 昌一
参照項目:カラハリ・クラトン
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

