20世紀西洋人名事典 「カールコーラップ」の解説
カール コーラップ
Karl Korab
1937 -
オーストリアの画家。
ウィーン近郊のファルケンシュタイン生まれ。
ウィーン美術学校に学び、サーギウス・パウザー教授に師事する。1958年ヒューガー・メダルとマイスターシュール賞を受賞。翌年フックスが主宰する画廊で最初の個展を開く。その後、ゴールデン・ヒューガー・メダル賞、ウィーン市賞など多くの賞を受賞する。仮面や人形に似た人物の顔だけを拡大し、それと無関係な物体を並置させて異様な光景を現わす。ウィーン幻想派のグループに属する。代表作に、「頭蓋」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報