20世紀西洋人名事典 「カール・バンドーレン」の解説
カール・バン ドーレン
Carl Van Doren
1885.9.10 - 1950
米国の文学史家,批評家。
元・コロンビア大学教授。
イリノイ州生まれ。
批評家マーク・バン・ドーレンの実兄。1911年コロンビア大学教授就任。一方で「ケンブリッジ・アメリカ文学史」編集主任、進歩的な総合週刊誌「ネーション」の編集、「センチュリー・マガジン」誌の文芸編集、「アメリカ人名辞典」編集委員等を務めた。主な作品に評論「アメリカ小説」(’21年)、弟マークとの共著「1890年以後の英米文学」(’25年)、ピュリッツァー賞受賞の「ベンジャミン・フランクリン」(’38年)、自伝「三つの世界」(’36年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報