20世紀西洋人名事典 「カール・J.シャピロ」の解説
カール・J. シャピロ
Karl Jay Shapiro
1913 -
米国の詩人,批評家。
カリフォルニア大学教授。
ボルティモア生まれ。
第二次世界大戦従軍の経験による戦争詩が好評を博し、1944年「Vの字、ほか」によって、ピュリッツアー賞を得、詩人として認められた。「押韻試論」(’45年)は無韻詩形式による現代詩論、「あるユダヤ人の詩」(’58年)はユダヤ人としての彼の哲学を示している。この間’50〜56年「ポエトリ」誌の編集に従事し、その後’56〜66年ネブラスカ大学、’68年カルフォルニア大学で教授を務めた。また、’57年には国際ペン大会参加のため来日。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報