最新 地学事典 「ガウラー地塊」の解説
ガウラーちかい
ガウラー地塊
Gawler block
オーストラリア南部Eyre半島を中心に分布する始生代~原生代中期の地塊。主に片麻岩・ミグマタイト・チャーノッカイトと砂泥質片岩・珪岩・苦灰岩・角閃岩からなり,縞状鉄鉱層を伴う。片麻岩・ミグマタイト中には始生代のremnantsを含む。18億年前後の変成作用と花崗岩の貫入を受け,16億年前後にはカリに富んだ珪長質なカルクアルカリ岩を主とするGawler range volcanicsが噴出し2.5万km2の地域を覆う。西方のOlympic dam地域ではこれとco-magmaticなアルカリ長石花崗岩が貫入し,特異なU・Cu・REE・Ag・Au鉱床が存在する。
執筆者:加納 隆
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

