20世紀西洋人名事典 「ガストンマスペロ」の解説
ガストン マスペロ
Gaston Maspero
1846.6.23 - 1916.6.30
フランスのエジプト学者。
元・コレージュド・フランス教授。
パリ生まれ。
別名Gaston Camille Charles Maspero。
エコール・プラティク・デ・オート・デチュード研究部長を経て、1874年コレージュド・フランス教授となる。1880年からエジプトに赴任し、エジプト博物館館長、カイロのエジプト遺物管理局長を歴任。この間、テーベ、サッカラなど多くの発掘を指導したほか、古代エジプト史、考古学、神話などエジプト学全分野にわたって研究を行う。主著は「エジプト考古学」(1887年)、「エジプト神話・考古学研究」(8巻、1893〜1916年)など多数あり、著書・論文数は1200にのぼる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報