がま細工(読み)がまざいく

事典 日本の地域ブランド・名産品 「がま細工」の解説

がま細工[その他(工芸)]
がまざいく

中国地方岡山県地域ブランド
真庭市で製作されている。南北朝時代、▼蒜山▲ひるぜん▼の湿地に多く自生していたがまを使って、食糧を運ぶ背負い籠をつくったのが始まりとされる。がまは防水性・保温性に優れており、雪国に欠かせない履物や籠がつくられた。冬の農閑期につくられる。岡山県郷土伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「がま細工」の解説

がま細工

岡山県真庭市で生産される工芸品。自生する水草ガマを使って編んだ生活用具。防水性に富む。岡山県指定郷土伝統的工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android