キゴーマ(その他表記)Kigoma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キゴーマ」の意味・わかりやすい解説

キゴーマ
Kigoma

タンザニア西部の町。キゴーマ州州都タンガニーカ湖東岸のサバナ地帯に位置。 19世紀初頭から東アフリカ海岸地帯で行われてきたアラブ人による奴隷貿易が,1840年にはこの地に及んだ。 58年にイギリスの探検家 R. F.バートンと J.スピークが,71年に D.リビングストンと H.スタンリーがこの地を訪問。タバコのほかキャッサバ,米,パーム油,トウモロコシなどの集散地。タンガニーカ湖での漁業も盛ん。ダルエスサラームからの横断鉄道の終点。人口約5万。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android