スピーク(読み)すぴーく(その他表記)John Hanning Speke

デジタル大辞泉 「スピーク」の意味・読み・例文・類語

スピーク(speak)

話すこと。また、言葉用語

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精選版 日本国語大辞典 「スピーク」の意味・読み・例文・類語

スピーク

  1. ( John Hanning Speke ジョン=ハニング━ ) イギリスのアフリカ探検家。一八五八年ビクトリア湖発見し、ナイル川水源であることを確認。(一八二七‐六四

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「スピーク」の意味・わかりやすい解説

スピーク
すぴーく
John Hanning Speke
(1827―1864)

イギリスのアフリカ探検家。ナイル川水源の発見者として有名。17歳でインドのベンガル軍に入隊、10年後の1854年、除隊して帰国途中、R・F・バートンが率いるソマリア探検隊に参加したが失敗に終わった。56年、バートンから招かれふたたび探検隊に参加、57年にはタンガニーカ湖を、58年7月にはナイル川の水源と思われる湖を発見、ビクトリア湖と命名した。62年7月にはナイル川を上り、同湖との分岐点に到着、その地を恩人である陸相リポンにちなみ、リポンフォールと命名した。64年9月、この発見に異論を唱え続けてきたバートンとの公開討論会が準備されたが、その直前に鳥撃ちに出て銃が暴発し不慮の死を遂げた。

[石井摩耶子]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スピーク」の意味・わかりやすい解説

スピーク
Speke, John Hanning

[生]1827.5.3. デボンシャー,バイドフォード
[没]1864.9.15. ウィルトシャー,コールシャム付近
イギリスのアフリカ探検家。ソマリアを探検 (1854) 。さらにイギリス王立地理学会のナイル川水源と湖沼地帯の探検隊に R.バートンとともに参加。途中バートンは病気のため探検を中止したが,彼はついにビクトリア湖を見出した (58) 。 1860年に第2次探検隊を組織,ザンジバルから出発して奥地に入り,ビクトリア湖の西岸に到着,湖の水がナイル川の源泉であることを確認。一方,ビクトリア湖西方のカラグウェ地方とカゲラ川を見出し,その2年後にはリポン瀑布を見出した。

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百科事典マイペディア 「スピーク」の意味・わかりやすい解説

スピーク

英国のアフリカ探検家。R.F.バートンとともに1854年ソマリランドを探検,1857年―1859年には東アフリカを探検しタンガニーカ湖に到達した。のち単独で探検を続け,ビクトリア湖がナイル川の水源であることを確認した。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「スピーク」の解説

スピーク
John Hanning Speke

1827~64

イギリス人探検家。王立地理学協会にバートンとともに派遣され,1858年二人でタンガニーカ湖を,さらに単独でヴィクトリア湖を「発見」。62年ヨーロッパ人として初めて内陸のブガンダ王国に入リ,ムテサ1世に謁見。同年ヴィクトリア湖を白ナイル水源と「確認」。帰途ブニョロ王国で一時監禁されるも帰国。ナイル水源の真偽をめぐるバートンとの討論会を前に自殺。

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