普及版 字通 「キ・しらみ・ひる」の読み・字形・画数・意味
18画
[字訓] しらみ・ひる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(幾)(き)。〔説文〕十三上に「蝨の子(卵)なり。一に曰く、齊にては蛭を謂ひてと曰ふ」という。〔爾雅、釈魚〕に「蛭はなり」とあって、蛭をもいう。〔説文〕二上に「は小なり」とあり、蝨の為すところをいう語であろう。
[訓義]
1. しらみ、しらみの卵。
2. ひる。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 志良弥(しらみ)、、佐佐(きささ) 〔和名抄〕 岐佐々(きささ)、虱の子なり 〔名義抄〕 キササ/酒 サカキササ 〔立〕 クサシ・キササ
[熟語]
肝▶・子▶・蝨▶
[下接語]
出・生・素・繆
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報