キダチキンバイ(読み)きだちきんばい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「キダチキンバイ」の意味・わかりやすい解説

キダチキンバイ
きだちきんばい / 木立金梅
[学] Ludwigia octovalvis P.H.Raven var. sessiliflora P.H.Raven

アカバナ科(APG分類:アカバナ科)の低木状多年草。ミズキンバイに似ているが、茎は直立して分枝が多く高さ1メートルで、茎や葉に開出する粗い毛が生え、葉は長披針(ひしん)形で先は鋭くとがり、葉の基部腺体(せんたい)はなく、蒴果(さくか)は無柄である。湿地に生え、四国南部、九州南部、沖縄および東南アジア熱帯に広く分布する。

[小林純子 2020年8月20日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む