日本大百科全書(ニッポニカ) 「キヌガサギク」の意味・わかりやすい解説 キヌガサギクきぬがさぎく / 絹笠菊[学] Rudbeckia hirta L. var. pulcherrima Farwell キク科(APG分類:キク科)の多年草。別名アラゲハンゴンソウ。茎は直立し、高さ40~70センチメートル、分枝は少なく、全体に剛毛がある。6~10月、茎頂に径5~7センチメートルの頭花をつける。舌状花は基部を除いて橙黄(とうこう)色、筒状花は紫黒色。北アメリカの原産で、1930年(昭和5)ころから北海道や東北地方に帰化し、現在では全国に野生化している。[小山博滋 2022年2月18日] キヌガサギク 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例