ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 キャラクタディスプレイ装置キャラクタディスプレイそうちcharacter display unit 文字表示装置。コンピュータの入出力データを視覚的に表示するディスプレイ装置のうち,特に文字のみの表示を行うもの。通常,キーボードを備えてタイプライタと同様に使用できるが,タイプライタと異なる点は,任意の位置に文字の書込み,挿入,削除ができ,編集が容易なことである。ディスプレイには CRT (陰極線管) が最も広く使われており,文字の表示には,縦横の点の集合で文字を表わすドット方式,一筆書きに似たストローク方式,文字型に切抜いた文字板を電子ビームで選択させるキャラクトロンがある。現在では,半導体メモリの低価格化により,グラフィックディスプレイ装置が標準となっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by