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陰極線管 いんきょくせんかん

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

陰極線管

ディスプレイに用いられる表示器の一種で、CRTディスプレイに用いられているもの。ブラウン管とも呼ぶ。電子銃から発射された電子ビームを、真空管内面に塗られた蛍光体に当てることにより画面に情報を表示する。

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百科事典マイペディアの解説

陰極線管【いんきょくせんかん】

陰極線を利用して可視像をつくる電子管の一つ。CRTと略称することも多い。→ブラウン管

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IT用語がわかる辞典の解説

いんきょくせんかん【陰極線管】

CRT

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世界大百科事典 第2版の解説

いんきょくせんかん【陰極線管 cathode‐ray tube】

CRTと略称することも多い。もともといわゆるブラウン管に対して名付けられたものであるが,広義には陰極面から放射される電子を電子線(電子ビーム)の形で用いる電子管の総称とも考えられる。家庭のテレビ受像管をはじめ,コンピューターシステム端末用の文字や図形の表示,オシロスコープレーダーのような観測,計測用など電子式ディスプレーデバイスとしてもっとも広く実用されている。
[代表的な構造と動作]
 もっとも一般的な構造は図に示すように,漏斗形をしたガラス外管(バルブ)のコーン部底面に塗布された蛍光面と,細管部(ネック)内に固定された電子銃とからなる。

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大辞林 第三版の解説

いんきょくせんかん【陰極線管】

陰極線を利用した電子管の総称。ブラウン管・撮像管・電子顕微鏡など。
ブラウン管のこと。 CRT 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

陰極線管
いんきょくせんかん

数千~数万ボルトで加速された電子線を陰極線とよび、陰極線を用いた真空管を陰極線管という。この代表的なものはブラウン管で、ブラウン管をさして陰極線管ということもある。ブラウン管をCRTと書くこともあるが、これは英語の陰極線管cathode ray tube頭文字を並べたものである。歴史的にいえば、冷陰極からの強い電界効果によって得られる電子線を陰極線としたクルックス管などもこれに含まれるが、現在ではエジソン効果熱電子放出)による電子を加速した陰極線、つまり電子ビームを用いたものをいうことが多い。
 陰極線、つまり電子線を微小円内に細く安定して放射させるには、電子銃を用いている。この陰極線を電界とか磁界によって偏向させる陰極線管が、画像表示とか電気現象の観測に広く用いられている。画像表示用としては、磁界によるテレビジョンの受像管(ブラウン管)、イメージオルシコン、ビジコン、サチコンなどのテレビ撮像管などがあり、電気現象の観測用には波形観測用のオシロスコープ陰極線管(計測用ブラウン管)などがある。以上のほか、特殊なものとして、ラジオ受信機の同調指示に使われるマジックアイ、マイクロ波領域での広帯域増幅に用いられた進行波管なども含まれる。[岩田倫典]

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世界大百科事典内の陰極線管の言及

【ディスプレーデバイス】より

…文字,数字や図形,画像などを表示(ディスプレー)する働きをもつデバイス(素子,機能部品)の総称。ウォッチや電卓の数字表示板,家庭用テレビの受像管やコンピューターのデータ表示装置に用いられるディスプレー管などの陰極線管などなじみ深いものをはじめ広く使用されている。 ディスプレーとは,一般には品物や美術品などを展示することであるが,情報科学や電子工学の分野では人間に特定の情報を表示,伝達することを意味している。…

※「陰極線管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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