普及版 字通 「キュウ・いそぐ」の読み・字形・画数・意味
7画
[字訓] いそぐ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(及)(きゅう)。は、後ろより人を追って、これに及びつく形。その心を(急)といい、その行動をという。〔説文〕二下に「ぎて行くなり」とあり、のように形況の語に用いる。金文の〔鼎(こつてい)〕「酒と()羊、絲三(くわん)を以て」のように連及の「と」、また〔不(ふきき)〕「女(なんぢ)(つつし)めり」のように戒急の意に用いる。
[訓義]
1. いそぐ。
2. つつしむ。
3. 及と通じ、と。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 トク・フルマフ・フルマヒ・ユク 〔字鏡〕 ノリ・フルマヒ・トク・ユク
[熟語]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報