キュヘリベッケル(その他表記)Kyukhel'beker, Vil'gel'm Karlovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キュヘリベッケル」の意味・わかりやすい解説

キュヘリベッケル
Kyukhel'beker, Vil'gel'm Karlovich

[生]1797.6.21. ペテルブルグ
[没]1846.8.23. トボリスク
ロシアの詩人。ツァールスコエ・セローの学習院 (リツェイ) に学び,そこで A.プーシキンを知り,生涯の友となった。 1825年デカブリストの蜂起に加わり,逮捕されシベリアに終身流刑。暴政を憎み,自由のために戦った彼の詩は,市民的なパトス,自由愛,愛国心を基調とし,そのスタイルは古典主義とロマン主義が有機的に結合した新古典主義と呼ぶことができる。『ルイレーエフの影』 Ten' Ryleeva (1827) など多数の詩作のほかに,悲劇『アルギビャーネ』 Argivyane (22~25) ,神秘劇『イジョルスキー』 Izhorskii (27~41) などがある。

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