普及版 字通 「キョウ・こおろぎ」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] こおろぎ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(きょう)。〔説文〕十三上に「、獸なり」とと解し、「一に曰く、秦にては蛻(せんぜい)を謂ひてと曰ふ」とあり、せみの脱皮の意とする。飛はいなご、蛬(きょう)と通用して、こおろぎの意に用いることが多い。
[訓義]
1. こおろぎ。
2. 、という獣。
3. せみのぬけがら。
4. いなご。
5. げじげじ。
6. おそれる、うれえる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 コユ・アシトテヒク 〔字鏡集〕 キリギリス
[熟語]
韻▶・音▶・機▶・▶・▶・響▶・吟▶・秋▶・唱▶・声▶・虫▶・鳴▶
[下接語]
暗・寒・吟・残・思・秋・潜・聴・微・鳴・幽・乱
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報