普及版 字通 「キョ・コ・ひ・たいまつ」の読み・字形・画数・意味
9画
(異体字)
9画
[字訓] ひ・たいまつ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(巨)(きょ)。松明(たいまつ)をいう。これを殿庭に立てならべて、「たてあかし」といった。〔説文〕一下に字をに作り、「を束ねて燒くなり」という。礼書に燎・燭・などがみえ、を〔説文〕十上に「火もて祓ふなり」とする。あかりのためだけでなく、祭儀のときには火による修祓・聖化の意味があった。
[訓義]
1. ひ、たいまつ、かがり、ともしび。
2. やく、たく。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 太比(たび)、、止毛志比(ともしび) 〔和名抄〕火 俗に云ふ、太天阿加之(たてあかし) 〔字鏡集〕 ヒカリ・タテアカシ・コガス・トモシビ・トモス
[熟語]
▶・火▶・眼▶・燭▶
[下接語]
一・火・華・銀・高・犀・燦・紙・脂・松・・燭・青・大・智・置・庭・繁・飛・秉・法・麻・明・猛・燎・冷・列・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報