最新 地学事典 「キーリングカーブ」の解説
キーリングカーブ
Keeling curve
1957年,カリフォルニア大学のキーリング博士がハワイのマウナロア観測所に設置した,大気二酸化炭素濃度の変化を計測する装置を使い,継続的に観測して得たデータ。途中何度も予算削減などによる施設閉鎖の危機を迎えるも,それを乗り越えて継続的に観測を続けることができたことから,北半球の陸域植生による光合成活動に伴う二酸化炭素変動や,大気二酸化炭素増加の動かぬ証拠を提示し,のちのIPCCなど気候変動に関する議論の礎となっている。参考文献:横山祐典(2018) 地球46億年気候大変動,講談社ブルーバックス
執筆者:横山 祐典
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

