クァク・インシク(読み)クァク インシク

20世紀日本人名事典 「クァク・インシク」の解説

クァク・インシク
クァク インシク
郭/仁植

昭和期の美術家



国籍
韓国

生年
1919年4月13日

没年
1988年3月3日

出生地
慶尚北道大邱

経歴
19歳で来日、1937年独立展、’49年二科展に出品、’55年美術文化協会に加入、’57年新エコール・ド・トーキョー創立に参加。この間’54年から読売アンデパンダン展に出品。’60年代から画壇を離れ、碁石針金電球などを使用した作品、和紙に墨で斑点を描いた作品などユニークな平面、立体作品を発表。’69年サンパウロビエンナーレ、’76年シドニービエンナーレに出品。’86年に故国のソウル国立現代美術館で、大規模な回顧展も開かれている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android