クシェシンスカ(その他表記)Krzesínska,Matylda Maria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クシェシンスカ」の意味・わかりやすい解説

クシェシンスカ
Krzesínska,Matylda Maria

[生]1872.8.31. リゴフ
[没]1971.12.6. パリ
ポーランド系ロシア人のバレリーナ。 1890年ペテルブルグの帝室バレエ学校卒業。帝室バレエ団のバレリーナとしてデビュー。ニコライ2世寵愛を受け,バレリーナの最高位を示すプリマ・バレリーナ・アッソルタの称号を与えられて帝室バレエ団の実権を握った。その後,アンドレイ大公と結婚し,ペテルブルグのクロンベルスキー宮殿 (のちの革命博物館) に住んで強力な権勢をふるった。 1911年には S.ディアギレフバレエ・リュスにも参加。革命後はパリに住み,バレエ学校で教えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む