クスピディン

最新 地学事典 「クスピディン」の解説

クスピディン

cuspidine

化学組成Ca8(Si2O7)2F4の鉱物。カスピディンとも。単斜晶系,空間群P21/c,格子定数a1.093nm, b1.057, c0.7570, β110.10°,単位格子中4分子含む。緻密塊状~針状結晶集合体。ガラス光沢。劈開{001}良好。硬度5〜6。比重2.96。白〜淡ピンク色,条痕白色。二軸性正,屈折率α1.586〜1.592, β1.595〜1.596, γ1.598〜1.606,2V = 63°。接触変成作用を受けた石灰岩中に珪灰石,カルシウムざくろ石類・透輝石などと産し,日本では岡山県高梁市布賀など数カ所のスカルン鉱床中から見つかっている。鋭い針状結晶の外観から,槍の穂先を意味するラテン語のcuspisに由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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