法則の辞典 「クヌーセンの定理」の解説 クヌーセンの定理【Knudsen's theorem】 周囲が陸地で囲まれた海湾内の全水量と全塩分量は長期間とると一定と見なすことができる.したがって上下両層の厚さと塩分と,ある一断面の平均流速がわかれば,他の場所の流速を求めることが可能となる. 海洋観測が十分に行われている海域においては,範囲を限定してこの定理の応用により海流の解析が行える. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報