クネネ川(読み)くねねがわ(その他表記)Rio Cunene

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クネネ川」の意味・わかりやすい解説

クネネ川
くねねがわ
Rio Cunene

アフリカ南西部、アンゴラ中央部のルンダ丘陵に発し、南流したのちナミビアとの国境をなしながら大西洋に注ぐ川。全長960キロメートル、流域面積10万5000平方キロメートル。硬岩塊が分布するため滝や早瀬が数多くあり、なかでも落差約80メートルのルアカナ滝は最大のものである。早瀬や滝は水力発電として利用されている。

[堀 信行

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クネネ川」の意味・わかりやすい解説

クネネ川
クネネがわ
Cunene

別綴 Kunene。アンゴラ南西部の川。同国中西部,ウアンボ付近に源を発してほぼ南流し,ナミビア国境に近いルアカナ瀑布付近で西に流れを変え,ナミビアとの国境の一部を形成して大西洋に注ぐ。全長約 945km。ナミブ砂漠に吸収され,河口では水量が少く,乾季には砂州で河口が閉ざされる。

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