クネフェナゲル縮合(読み)クネフェナゲルしゅくごう(その他表記)Knoevenagel condensation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クネフェナゲル縮合」の意味・わかりやすい解説

クネフェナゲル縮合
クネフェナゲルしゅくごう
Knoevenagel condensation

アルドール縮合反応の1種。塩基性触媒の存在下,活性メチレン基をもつβ-ジケトン,β-ケト酸エステル,マロン酸エステルなどとカルボニル化合物との脱水縮合反応をいう。触媒として弱塩基である脂肪族アミンピペリジンなどのルイス塩基が多く用いられる。たとえば,ピペリジンを触媒とするベンズアルデヒドアセト酢酸エステルとの反応によって,ベンジリデンアセト酢酸エステルが合成される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む