クラト層(読み)クラトそう

最新 地学事典 「クラト層」の解説

クラトそう
クラト層

Crato Formation

ブラジル東部,セアラ州アラリペ高原に分布する下部白亜系(上部Aptian)。南大西洋の拡大に伴い,南緯5°付近の南米大陸東部に形成された構造性堆積盆の堆積物。最下部のNova Olinda部層は化石鉱脈として有名で,植物・昆虫・魚類・翼竜類などを含む。葉理の発達した石灰岩砂岩泥岩マールを挟む潟湖の堆積物で,化石ゲーサイトにより表面が置換され,全形がよく保存される。海水の高い蒸発率によって発生した高塩分濃度環境が底生生物の活動を阻害し,生物遺骸の保存に寄与したと考えられる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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