コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

くらわんか

世界大百科事典 第2版の解説

くらわんか

江戸時代に大坂の淀川を上下する乗合船の船客に,酒や食物などを売った煮売船をくらわんか船といい,この商売に用いた下手な染付の飯茶碗の類を〈くらわんか〉と呼ぶ。〈飯くらわんか〉との呼び声から生じた俗称という。伊万里焼の粗製磁器という説もあるが,19世紀に入ると全国各地で磁器が焼かれるようになり,おおむね伊万里風であるところから,その判断はむずかしい。おそらく,畿内の産であろう。【矢部 良明】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

くらわんかの関連キーワード大阪府高槻市柱本食らわんか舟うろうろ船枚方(市)波佐見焼煮売り船三十石茶船

今日のキーワード

内密出産

ドイツで2013年に法律が制定され、14年から実施されている妊婦支援の制度。母親は相談機関に実名で相談し身元を明かす証書を封印して預け、医療機関では匿名で出産する。子は原則16歳になったら出自を知るこ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

くらわんかの関連情報