クリスタルマイクロホン(その他表記)crystal microphone

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリスタルマイクロホン」の意味・わかりやすい解説

クリスタルマイクロホン
crystal microphone

音波電気に変える際,ロシェル塩の結晶,強誘電体セラミックなどの圧電現象を利用したマイクロホン。湿度変化などに影響されやすく,電気的な特性は良好ではないが,値段が安く軽便なため簡易なマイクロホンとして普及している。狭義ではロシェル塩の結晶を使ったマイクロホンに限って呼び,セラミックを使ったものはセラミック型マイクロホンとして区別する場合もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のクリスタルマイクロホンの言及

【マイクロホン】より

…小型化も容易で,補聴器などに使用されている。(4)圧電型マイクロホン クリスタルマイクロホンともいう。結晶に圧力を加えると圧力に応じて結晶が変形し,その変形の程度に対応した電圧が発生することを利用したもの。…

※「クリスタルマイクロホン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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