クリソバラヌス(その他表記)Chrysobalanus

改訂新版 世界大百科事典 「クリソバラヌス」の意味・わかりやすい解説

クリソバラヌス
Chrysobalanus

アメリカおよび西アフリカ熱帯に数種が知られるバラ科に近縁のクリソバラヌス科クリソバラヌス属の樹木。葉は単葉で,花はやや左右相称的だが,アンズ類を思わせ,果実が食用にされる。

 クリソバラヌス・イカコC.icaco L.(英名cocoplum)は,1~2mほどの低木で,フロリダや西インド諸島産であるが,インドやマレーシア地域にも導入され,果実は食用にされる。しかし芳香がなく,あまり美味とはいえないという。熱帯アフリカ産の1種C.orbicularia Schum.は実が食用にされるほか,種子からは油がとれ,樹皮はタンニンに富むという。

 クリソバラヌス科は,熱帯から亜熱帯に分布する10属約400種の木本性植物を含み,互生した全縁の葉を有する。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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