最新 地学事典 の解説
クリプティック・レイヤーリング
cryptic layering
苦鉄質~超苦鉄質層状貫入岩体にみられる成層構造の一つ。マグマの結晶作用が進むにつれてマグマから晶出する固相が変化することにより生ずる成層構造。L.R.Wager et al.(1939)命名。H.H.Hess(1960)はこのなかから特定固相の消失・出現によるものをフェーズ・レイヤーリングとして区別し,鉱物(斜長石・輝石など)の組成変化によるもののみをクリプティック・レイヤーリングとした。参考文献:H.H.Hess(1960) Mem. Geol. Soc.Am., Vol.80
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

