最新 地学事典 「クリントン鉄鉱石」の解説
クリントンてっこうせき
クリントン鉄鉱石
Clinton iron ore
土状ないし魚卵状の赤鉄鉱からなるアイアンストーン鉱石。Clinton層(シルル紀)の砂岩・頁岩・石灰岩と互層して層状~レンズ状をなし,米国ニューヨーク州からアラバマ州の各州にわたり広く分布。鉄鉱層は1~4層。アラバマ州バーミンガム鉄鉱床が最大。一般に炭酸塩鉱物に富み,地表付近ではこれらが溶脱されてsoft ore(Fe50~60%)を形成。バーミンガムの鉱量6.9億t(Fe32%)。浅海成の化学的沈殿鉱床でFeは河川源。
執筆者:矢島 淳吉
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

