クルマシダ(読み)くるましだ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クルマシダ」の意味・わかりやすい解説

クルマシダ
くるましだ / 車羊歯
[学] Asplenium wrightii Eat.

チャセンシダ科の常緑性シダ。束生する葉は1回羽状に分裂し、長さ70~80センチメートル。葉柄の背は黒褐色羽片は狭い披針(ひしん)形で、厚く柔らかい革質光沢がある。胞子嚢(ほうしのう)群、包膜は、ともに線形。伊豆以南の暖地森林に生育する。

西田 誠]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む