クロイツ群(読み)クロイツグン

デジタル大辞泉 「クロイツ群」の意味・読み・例文・類語

クロイツ‐ぐん【クロイツ群】

近日点太陽に極めて近い、類似した軌道をもつ彗星一群。太陽の近くをかすめるように通過するサングレーザーに含まれる。名称は、ドイツの天文学者ハインリヒ=クロイツが、これらの彗星の一群は数百年前に分裂した巨大な彗星の破片であると提唱したことに由来する。この群に属する彗星として、20世紀有数の大彗星となった池谷関彗星が知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android