クロワゾンネ(その他表記)cloisonné

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロワゾンネ」の意味・わかりやすい解説

クロワゾンネ
cloisonné

西洋七宝技法一種。胎 (地金) に金属細線を鑞付けして区割り文様を作り,その区割りの中に色釉を差して焼成する有線七宝の技法。日本中国の有線七宝は金属線をゆり根糊で接着し,焼成したときに釉 (うわぐすり) が金属線を溶着するように考えられているが,西洋の技法では,金属線は最初から金属胎に鑞付けされている点が異なる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む