有線七宝(読み)ユウセンシッポウ

大辞林 第三版の解説

ゆうせんしっぽう【有線七宝】

七宝焼きの製作技法の一。金属の素地の上に金・銀・銅などの扁平な針金を輪郭線にそって貼り付け、その中にガラス釉うわぐすりをかけて焼き付けるもの。 → 無線七宝

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精選版 日本国語大辞典の解説

ゆうせん‐しっぽう イウセン‥【有線七宝】

〘名〙 七宝技法の一つ。中国七宝の流れをくむ技法で、模様の輪郭に真鍮、銀などの細い針金をのりづけし、完成後も針金を残す。

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世界大百科事典内の有線七宝の言及

【七宝】より

…さらにその上に透明釉をかけて焼成し,冷却後に表面を金砂で研磨して仕上げをする。これがエマイユ・クロアゾンネémail cloisonné(有線七宝)で,胎の上に銀や銅線で模様をつくらず,ガラス釉を絵具のように塗りつけて焼成するものを無線七宝という。また完成したものに硫酸と硝酸の混合液で胎を溶かし去ったものを省胎七宝,透明な色釉を用いて焼いたものを透明七宝という。…

※「有線七宝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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