普及版 字通 「クン・うすあか」の読み・字形・画数・意味
20画
(異体字)
19画
[字訓] うすあか
[説文解字]
[金文]
[字形] 形声
声符は熏(くん)。熏は東((ふくろ)の象形)の中のものを熏蒸し、着色する意。〔説文〕十三上に「淺き絳(あか)なり」とあって、赤黄色をいう。色を重ねて染めることを(しょう)といい、〔説文〕十三上に「はするなり」とする。は染汁につける方法であるが、は熏染による方法である。しかしを染汁の法にも用いて、三入をという。五入を(しゅ)、七入を緇(し)といい、緇は黒に近い色である。
[訓義]
1. うすあか、うすあかの帛。
2. 三入をという。
[語系]
xiun、昏xunは声近く、たそがれどきのようなうすあかの色をという。燻(いぶ)したような色である。
[熟語]
夏▶・▶・玄▶・黄▶・朱▶・襦▶・裳▶・紐▶・帛▶・披▶・裏▶
[下接語]
夏・玄・純
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報