ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クーチャーン」の意味・わかりやすい解説 クーチャーンQūchān イラン北東部,ホラーサーン州の都市。アトラク川上流の河谷,標高 1149mに位置する。住民の多くはクルド人で,いまだに遊牧的生活をおくっており,夏季はテントで生活している。周辺は肥沃な人口の多い耕地で,穀物の生産が多く,またブドウ畑が広がる。古くから交易都市として繁栄したが,しばしば地震に見舞われ,現在の市街は 1895年に建設された。メシェドからトルクメニスタンのアシガバートにいたる幹線道路に沿う。人口6万 6531 (1986) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by