日本大百科全書(ニッポニカ) 「交易都市」の意味・わかりやすい解説 交易都市こうえきとし 外国貿易や国内での商業が都市のおもな機能となって成立、発展している都市。交通の重要な地点に成立することが多い。また、商業機能か港湾機能が優れているため、交通都市、商業都市、港湾都市と重複することが多く、現在ではこの用語はあまり用いられていない。交易都市では各地域の品物の交換(取引)が盛んで、多くの品物を取り扱う商人のため、都市は活況を呈する。かつてシルク・ロードに、このような交易都市が発達していた。[沢田 清] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の交易都市の言及 【都市】より …原料物資の流入,製品の流出が特徴である。(2)交易都市 商業が活発で地域の中心としてにぎわっている商業都市,貿易港として発達した貿易都市,交通路の交錯や交通手段の変換の地にできた交通都市の3種がある。物資の流動に関係する都市である。… ※「交易都市」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by