クーノー(その他表記)Cunow, Heinrich Wilhelm Carl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クーノー」の意味・わかりやすい解説

クーノー
Cunow, Heinrich Wilhelm Carl

[生]1862.4.11. シュウェリン
[没]1936.8.26. ベルリン
ドイツの経済史家,人類学者,社会学者。修正マルクス主義者。初め K.カウツキーとともにマルクス主義正統派の擁護に努めたが,ロシア革命後は社会民主主義の立場からボルシェビキに対し批判的態度をとった。主著『マルクス主義の歴史,社会,国家学説』 Die marxsche Geschichts,Gesellschafts,und Staatstheorie (1920~21) ,『経済全史』 Allgemeine Wirtschaftsgeschichte (4巻,26~31) 。人類学者としては『オーストラリアニグロの親族組織』 Verwandtschafts-organisation der Australneger (1894) ,『母権制の経済的基礎』 (97~98) などの著者として知られる。 L.モーガンらの進化主義人類学を批判し,原始段階での乱婚制,母権制を否定して,類別的親族呼称年齢階梯制で説明しようとした。

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367日誕生日大事典 「クーノー」の解説

クーノー

生年月日:1876年7月2日
ドイツの実業家,政治家
1933年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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