ぐびぐび(読み)グビグビ

精選版 日本国語大辞典 「ぐびぐび」の意味・読み・例文・類語

ぐび‐ぐび

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. のどを鳴らすさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「前の掃除・ぐびぐびと咽を鳴らす也」(出典:雑俳・伊勢冠付(1772‐1817))
  3. 特に、酒などを飲むさまを表わす語。また、酒のくるのを待って、のどを鳴らしているさまにもいう。ぐびりぐびり。くびくび。
    1. [初出の実例]「酒を、まいれと勧むれども、独り、ぐびぐびとは、えのまれざる程に」(出典:三体詩素隠抄(1622)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android