グラン・サッソ・ディタリア(読み)ぐらんさっそでぃたりあ(その他表記)Gran Sasso d'Italia

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

グラン・サッソ・ディタリア
ぐらんさっそでぃたりあ
Gran Sasso d'Italia

イタリア南部、アブルッツィ州にあり、アペニン山脈最高峰モンテ・コルノ(2914メートル)を含む山塊石灰岩で構成され、カルスト地形がみられる。森林は少ないが、斜面にはヒツジ放牧地が広がる。アペニン山脈中唯一の氷河がある。設備の行き届いたウィンタースポーツの拠点として、近年脚光を浴びている。

[堺 憲一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア の解説

グラン・サッソ・ディタリア[山]【グランサッソディタリア】

イタリア中部,アブルッツォ州北部,アペニン山脈の最高峰コルノ山(2912m)を含む山塊。石灰岩よりなり,高原地帯にはカルスト地形がみられる。登山スキーなどの施設がととのっている。

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