現代外国人名録2016 「グレアムマーフィー」の解説
グレアム マーフィー
Graeme Murphy
- 職業・肩書
- 振付師,元バレエダンサー 元シドニー・ダンス・カンパニー芸術監督
- 国籍
- オーストラリア
- 生年月日
- 1950年11月2日
- 出生地
- タスマニア島
- 学歴
- オーストラリア・バレエ学校,ジョフリー・スクール(ニューヨーク)
- 経歴
- メルボルンに移り、オーストラリア・バレエ学校に学び、オーストラリア・バレエ団に入団。その後、米国のさまざまなカンパニーで踊った後、ヨーロッパに渡り、サドラーズ・ウェルズ・バレエ団やフェリックス・ブラスカ・バレエ団で活躍。’71年初振付作品「悪魔が来た」を発表、’75年フリーの振付師としてオーストラリアに戻り、’76年シドニー・ダンス・カンパニーの芸術監督に25歳の若さで就任。以来、立派なカンパニーに育てあげ、2007年12月退任。この間、同国のために40あまりの作品を振付け、「けし」など25作品あまりを創作。オーストラリア・バレエ団には「ビヨンド・トゥエルヴ」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「火の鳥」「ロミオとジュリエット」などを振付け、「白鳥の湖」ではダイアナ妃の人生をオディットに重ね合わせて観客の度肝を抜いた。他の主な振付作品に「グランド」「グレイの影」「ダフニスとクロエ」「ヴェニスの後」「ピアノ・ソナタ」「美女と野獣」「サロメ」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報