グローバル人材育成(読み)グローバルじんざいいくせい

大学事典 「グローバル人材育成」の解説

グローバル人材育成
グローバルじんざいいくせい

グローバル人材を緩く定義すれば,社会・経済のグローバル化に対応する資質を持った人材となるが,国家や企業,個人などの立場によって人材像は異なる。日本の大学との関連では,2010年代に入って政府の成長戦略においてグローバル人材育成が政策課題となり,「経済社会の発展を牽引するグローバル人材」(2012年),「スーパーグローバル大学創成支援」(2014年)など,大学でのグローバル人材養成関連への競争的資金の投入が相次いだ。ユニバーサル化した大学では,グローバル・リーダーのようなエリートだけではなく中核的・専門的人材層におけるグローバル人材養成への対応も必要であり,また現地の文化への感受性や言語習得能力は重要な資質となるはずだが,日本の場合,実際にはグローバル・リーダー養成もしくは英語人材の養成に矮小化されてしまう傾向が見られる。また,国籍民族に依存せずに自らの専門性でキャリアを積む人材という意味での「グローバル人材」は養成の射程に入っていない,という指摘もある。
著者: 稲永由紀

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...

寒の内の用語解説を読む