ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グーベン」の意味・わかりやすい解説 グーベンGuben ドイツ東部,ブランデンブルク州の都市。コトブスの北東,ポーランドとの国境をなすナイセ川の西岸に位置する。初めウェンド人の集落としてナイセ川の両岸に発達し,1235年に都市権を獲得。 17世紀には繊維工業が隆盛となった。第2次世界大戦では大きな被害を受けたうえ,ナイセ川の東岸部分はポーランド領 (グビン) となった。金属工業のほか機械,化学繊維などの工業も立地。旧東ドイツの初代大統領ウィルヘルム・ピーク (1876~1960) の生誕地で,彼にちなんで 1961~90年にはウィルヘルムピークシュタットグーベンと呼ばれた。人口3万 6890 (1980) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by