普及版 字通 「ケイ・さか・たに」の読み・字形・画数・意味
10画
[字訓] さか・たに
[説文解字]
[その他]
[字形] 形声
声符は(けい)。〔説文〕十四下に「山の(き)れたる坎(たに)なり」とあり、〔広雅、釈丘〕に「阪なり」という。(ふ)は神梯の象で、神の陟降するところであるから、にもその意があるとみられ、竈神(そうしん)を祀るとき、その神主をおくところを竈という。山上の聖所になぞらえた語であろう。
[訓義]
1. 山みちのきれめ、たに。
2. さか。
3. かまどのわきのおきだい。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ホトリ 〔字鏡集〕 カギル・ホトリ
[熟語]
▶・阻▶
[下接語]
竈
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報