ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケイ光分析」の意味・わかりやすい解説 ケイ光分析けいこうぶんせきfluorescence analysis 物質のケイ光性を利用する化学分析。物質のケイ光または消光を利用して定性または定量分析を行う。ケイ光を起させるには紫外線を用いるのが普通であるが,ほかに電子線,X線,α線も用いられる。ケイ光の輝度を測定する方法,非ケイ光物質を発光させて分析する方法,ケイ光試薬を試料と反応させて,その消光を利用して分析する方法がある。応用例としては,ビタミンなどの医薬品の分析,ウラン,アルミニウム,ベリリウム,ガリウムの定性,定量がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by