普及版 字通 「ケツ・たま・ゆがけ」の読み・字形・画数・意味
8画
[字訓] たま・ゆがけ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は夬(かい)。夬に決(けつ)の声がある。〔説文〕一上に「玉佩なり」とあり、環の一部が切れている玉、それで決断・決絶の意を含むとされているが、もと鋏代わりに佩びたものであろう。〔詩、衛風、蘭〕に「子、(けい)(くじり。結びを解くもの)を佩(お)ぶ」「子、(てふ)(ゆがけ)を佩ぶ」ことがみえ、も同様の用具であった。また、抉と通じ、ゆがけ。
[訓義]
1. たま、佩玉。
2. ゆがけ。
[熟語]
環▶・佩▶
[下接語]
環・挙・玉・金・佩・宝
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報