精選版 日本国語大辞典 「ケノトロン」の意味・読み・例文・類語 ケノトロン 〘 名詞 〙 ( [アメリカ] kenotron ) 超高圧整流用の熱陰極二極真空管。X線管、電子顕微鏡、高圧陰極線オシログラフ、衝撃電流発生装置などの電源整流器として用いられる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケノトロン」の意味・わかりやすい解説 ケノトロンKenotron 高い電圧の整流用に使われる,陰極と陽極との間隔を十分広くとった大型の二極真空管。高電圧が加わるためアルミナなどの酸化皮膜の陰極が使えないので,あまり大きい電流を流すことができない。最近では高い電圧でもシリコンを用いた半導体整流器が大電流でも使用できるようになっており,特に高い周波数とか超高電圧以外にはあまり使われなくなった。 (→整流器 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by